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 「せんが抄」 52号より

「ギャラリーのまち飛騨高山」
 に出品して

大阪 清水良郎

写真 会場風景

剪画 大月透
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 飛騨高山では、例年、秋の高山祭りの時期にあわせて「ギャラリーのまち飛騨高山」が開催されます。今年も10月1日から1ヶ月間、高山市内の10カ所の商店街、90余店舗を展示場として、洋画・日本画・剪画・版画・彫絵・水墨がなど133点が展示されました。

 大月剪画教室では、平成元年から年間行事の一環として高山展への出展が行われており、今年も大月先生の他、井口・平野谷・松村・清水の4名がこれに参加いたしました。

 私は、今回が2度目の出展です。信州あたりの旅と兼ねて、一度は町ぐるみの展覧会を見たいと、出展申し込みと同時にJTBの窓口を訪れ、自由時間が多く取れそうな「上高地と高山」1泊2日の旅を申し込みました。

 10月14日、京都を出る時は曇り、今日一日天気はだいじょうぶだと思っていたら、高山駅に着いた頃から雨になりました。旅館に荷物を預けて、夕方までは自由時間。時間は十分あると思いましたが、剪画5名作品を観るために急ぎ旅館を出ました。それほど広い町ではありませんが、それでも東西南北に散って作品が展示されていたために、少し忙しい鑑賞となりました。そしてどうにか剪画の鑑賞を終え、古い街並みや高山陣屋も見学して旅館に帰りました。

 高山を訪れる人は、年間300万人とか…。当日も雨の中、かなりの観光客が町を賑わしていまして、町ぐるみでギャラリーを楽しんでいるという感じでした。

 私も剪画の展示場を探しながら、他の作品も楽しませてもらいました。そして歴史のある古い街並みや店屋には、やはり剪画が似合う…そんな感じを受けました。

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