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 「せんが抄」 52号より

第20回展を迎えて

日本剪画協会 副会長
鈴木桂四郎

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 自然への提案を目標に20周年を迎えるにあたり、会員相互のご協力と熱き情熱をなくしては、この作品展を迎えることはできません。

 「未来へのメッセージ」という広大なテーマを主軸として私達にできることは、剪画を通して社会に対して奉仕することであり、NPO法人として広く剪画を普及させてゆくことであると思います。夢と希望を与えてくれる、心温まる交流と作品作りが、大事なことであると思います。

 次世代はデジタルの時代と言われますし、それ以上のものがどんどん開発され、際限がありません。ロボット開発の進歩なども急激な果てtんを遂げています。しかしロボットに心を持たせ、発想させる機能はまだまだ不十分です。人は「真似る」という基本を踏まえて進化し、身体的や精神的なものを構築してゆきます。工業的ロボットにも心はありますが、人として剪画を制作する上で大切なことは、自分自身の手で創作できる喜びや、作る喜び、感動を得て行くことであると考えます。

 自然から教わる一つ一つの生命の大切さを知り、次世代にも手作りの喜びを、そして剪画の魅力を伝える事が必要、かつ大事な事だと思います。

 新しい年を迎え、皆様のご健康と益々のご発展をお祈りいたします。

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